Trust Ledger とプロベナンス

監査人にそのまま渡せる監査証跡。

ガバナンス下のすべての実行は、改ざん検知可能でハッシュチェーンされた Trust Ledger に記録されます。オフラインで検証できる署名付きレシートと、依頼した人から実際に生じた結果までを結ぶ10ホップのプロベナンスグラフ付きで。統制されている状態から、証明できる状態へ。

EU AI Act · ISO 42001 · NIST AI RMF のトレーサビリティに整合

audit/verify
#101ハッシュ ✓#102ハッシュ ✓#103ハッシュ ✓#104ハッシュ ✓#105ハッシュ ✓
head 0x9f3a…c1ok: true
verifyChain ▸ 連鎖する SHA-256 · 署名付きレシート
課題

編集できるログは、証拠にならない。

多くのAIプラットフォームは監査ログを書き出します。しかし、特権を持つ内部者が密かに挿入・編集・削除・並べ替えできるログは、規制当局に対して何も証明しません。「この判断が、この入力で行われ、承認されたことを証明できますか」と問われたとき、変更可能なテーブルは負債です。Cortex はその答えをチェーンに封印し、何かが変わった瞬間に、目に見える形で壊れるようにします。

01 · 人間risk-ops@nw02 · エージェント不正トリアージ03 · スキルtriage.v404 · プロンプトsha 0x3a…05 · ポリシーapprove≥5k06 · モデルclaude-opus07 · ツールlookupCase08 · 成果物メモ #447109 · 結果承認済み10 · 承認j.lee
端的な答え

AIエージェントを監査する方法

AIエージェントを監査するには、実行ごとに3つが必要です。何が起きたかの完全な記録、その記録が改変されていない証明、そして指示から結果までの系統です。Cortex はその3つすべてを提供します — ガバナンス下のすべての実行はハッシュチェーンで連結された Trust Ledger に封印され、verifyChain が各リンクを再計算して、挿入・編集・削除・並べ替えがあれば該当するシーケンス番号を正確に報告します。さらに10ホップのプロベナンスグラフが、各結果の背後にある人・エージェント・ポリシー・モデル・ツール・承認を結び付け、第三者がオフラインで検証できる署名付きレシートを添えます。

仕組み

4つの仕組みで、1つの証明可能な記録。

Trust Ledger は @cortex/provenance の上に構築されています — IO を一切持たない、純粋でテスト可能なハッシュチェーンのコアです。既存の監査シンクに配線されているため、エージェント群全体が追加の手間なく封印されます。

ハッシュチェーン監査
  • すべてのイベントをチェーン化 SHA-256 で封印
  • record_hashprev_hash にリンク
  • テナントのチェーンごとに単調増加の seq
  • 運用開始時点をジェネシスに——遡って捏造しない
検証エンドポイント
  • 任意の範囲に GET /audit/verify
  • { ok, brokenAtSeq, head } を返す
  • /audit/head が seq とハッシュを公開
  • サーバー側でチェーン全体を再計算
署名付きレシート
  • 成果ごとのコンパクトなレシート:実行・アクション・承認
  • 第三者がオフラインで検証可能
  • 現在は HMAC-SHA256、次に公開可能な Ed25519 鍵
  • 鍵は運用者が供給——本番ではフェイルクローズ
来歴グラフ
  • 10 ホップ:人間 → エージェント → スキル → プロンプト → ポリシー
  • → モデル → ツール → 成果物 → 成果 → 承認
  • GET /lineage/:correlationId
  • データポイント来歴:事実 → 提出書類 · ページ · bbox
構造として改ざん検知可能

1バイト変えればチェーンは壊れる — 該当シーケンスで、目に見える形で。

各レコードのハッシュは、正規化されたフィールドと直前レコードのハッシュから計算されます。verifyChain はすべてのリンクを再計算して照合します。挿入・編集・削除・並べ替え — どの改変も、ログに埋もれた静かな差分ではなく、壊れたシーケンス番号を伴う ok:false として表面化します。

  • 挿入・編集・削除・並べ替えのすべてを verifyChain が検出
  • 判定は正確:{ ok:false, brokenAtSeq, reason }
  • 正規化 JSON(キーをソート)により、ハッシュは決定論的で再検証可能
  • 追記ガードが FOR UPDATE で同時実行下でも封印
verifyChain
挿入チェーン途中への行の差し込みok:false · brokenAtSeq
編集封印後のペイロード改変ok:false · brokenAtSeq
削除範囲からの行の削除ok:false · brokenAtSeq
並べ替えシーケンスの入れ替えok:false · brokenAtSeq
チェーン健全範囲全体で改変なしok:true
provenance ▸ record_hash をすべて再計算し、prev_hash のリンクと照合
引用ポップオーバー
第4四半期の報告売上高は$4.13Bでした。
10-K · NORTHWIND 2025page 47 · bbox [318,602,196,24]
value_hash 0x7c4e…a9報告どおり信頼度 0.98
fact-provenance ▸ value_hash · source_uri · page · bbox · asReported
データポイントのプロベナンス

すべての事実は、出典の申告書・ページ・ボックスまでクリックで辿れる。

文書を引用するだけでは足りません。Cortex は提示する各事実を、出典の正確なページ上の正確なバウンディングボックスに固定します — 値のハッシュ、原文どおりかを示すフラグ、信頼度スコア付きで。数値をクリックすれば出所が分かり、別の意味に言い換えられていないことを検証できます。

  • 事実 → source_uri · page · bbox
  • value_hash が、抽出後に数値が改変されていないことを証明
  • asReported フラグが、原文どおりの値と派生値を区別
  • RAG に組み込まれ、検索の引用が来歴を伴う
実行からレシートまで

実行が証明可能になるまで。

新しいサービスも、挙動の変更も不要です — 封印と系統の記録は、ガバナンス下のすべての実行がすでに通過するチョークポイントで発行されます。

  1. 01

    書き込み時に封印

    既存のイベント経路がチェーン末尾を読み込み、prev_hash と record_hash を計算し、レコードに署名して追記します。ライターは1つなので、フリート全体が透過的に改ざん検知を得られます。

  2. 02

    レシートを発行

    executed または compensated の時点で、Action Fabric がペイロードハッシュ・台帳 seq・台帳ハッシュに対する署名付きの成果レシートを発行します — 第三者がオフラインで検証できるコンパクトな証明です。

  3. 03

    リネージを組み立て

    実行完了時、ランタイムは correlationId をキーとするリネージのノードとエッジを発行し、10ホップの連鎖を織り上げます — outbox 経由の非同期処理なので、実行をブロックすることはありません。

10ホップすべての成果に来歴グラフ
256全レコードを封印するチェーン化 SHA-256
95%根拠付き回答の引用カバー率
100実測検証された実行品質スコア
主張ではなく、証明を

デモで実際に返る判定。

これらはスライド上の約束ではなく、Trust Ledger に問いただしたときに実際に返る API レスポンスそのものです。

audit/verify
#101ハッシュ ✓#102ハッシュ ✓#103改ざん#104ハッシュ ✓#105ハッシュ ✓
head 0x9f3a…c1brokenAtSeq: 103
verifyChain ▸ 連鎖する SHA-256 · 署名付きレシート
audit/verify · レスポンス
範囲健全{ ok:true, brokenAtSeq:null }検証済み
範囲改ざん{ ok:false, brokenAtSeq:103 }hashOk:false
レシート検証{ valid:true } · オフライン署名済み
偽造レシート定数時間比較valid:false
head { seq, hash }外部アンカリングに対応
コンプライアンス上の位置づけ

監査人がすでに引用するフレームワークを踏まえた設計。

封印された台帳、署名付きレシート、系統グラフは、報告対象となる各制度のログ記録・トレーサビリティ・AIマネジメント記録の統制に直接マッピングされます。あくまでこれらの制度に整合するものであり、保有しない認証を主張することはありません。

EU AI Act · ログ記録ISO 42001 · AI 記録NIST AI RMF · MeasureSOC 2 · 監査ISO 27001 · 完全性FINRA · 記録保持
検査官から初めて判断の証明を求められたとき、私たちは系統ビューを開き、10のホップを示し、検査官自身のノートPCでレシートを検証しました。会話は5分で終わりました。
参考ペルソナ · モデルリスク責任者大手リテール銀行(代表的なシナリオであり、実在の発言ではありません)

ログではなく、証明を。

すべてのAIの判断に、レシートと、密かに編集できないチェーンと、監査人にそのまま渡せる系統を。

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